神社や寺院が近い物件が高評価になる!?
NHKのオイコノミアという番組をご存知でしょうか。
経済学を日常生活の視点から解説してくれる番組で、又吉さんと経済学の先生が出演しています。
内容が興味深いので、ときどき見ています。
3月15日の回は「信じるココロの経済学」というタイトルで、
ゲン担ぎやさまざまな思い込みについての解説であったり、寺院やお地蔵さまが意識にどう影響を与えるのかといったことを紹介していました。
なぜこの番組をこのブログで紹介しようと思ったのかというと、
神社や寺院、お地蔵さまがある地域とない地域とでは、幸福度や健康度に差異が生じるということが統計上明らかになったと言っていたからです。
普段生活しているなかで、神社や寺院が近所にあるとなんとなく気持ちがおだやかになるんだろうなと感じますが、
それが経済学の観点からも根拠があるらしいのです。
神社や寺院、お地蔵さまのある地域で育った子供は、ない地域の子供と比べて、「ソーシャルキャピタル」が高まるそうです。
「ソーシャルキャピタル」とは、社会や地域における信頼関係や結びつきを表すもので、ソーシャルキャピタルが高いと相互の信頼や協力が得られ、幸福度や健康度に良い影響が与えられるといった内容でした。
神社や寺院が近所にあることが子供の情操教育にもいいようだと視聴しながら感じました。
つまり、特に子育て世代の方々には、神社や寺院が近くにあることが住む場所を決めるうえでの大きな要因の一つになりうると思います。